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言葉にすること

人からはおしゃべりではないと思われることが多い。たしかに、あんまりしゃべるほうではない。あんまりしゃべらない理由の1つは、言ったことを後から後悔することが多いからだと思う。

あれも話せばよかった。

違う言い方をすればよかった。

あんな話するんじゃなかった。

飲みながらついたくさん話した日は、寝る前にこんなことを考える。

客観的にみたらたいしたことではないのだけど、自分のなかでは大反省する。

同じように、文章もそう。あとから読み返して、そんなこと言っちゃって、と恥ずかしくなる。

人から聞いたことを整理して書くことを仕事にしてきたけど、自分の考えていることを自分で書いて人に読んでもらうなんて、きっと後悔の嵐だろうと思う。

のですが、考えあぐねた結果、ちょっとやってみることにする。ときどき、そのときに浮かんだ言葉を、少しだけ書いてみる。「公開」と「後悔」ってどっちも「こうかい」だ。